パッド印刷は凹版を使ったオフセット印刷の一種です。 デザインの溝を彫った凹版上のインクをシリコンパッドに一度転写し、パッドから印刷するものへ二次転写をする印刷方法です。 印刷手段として主に紙媒介以外のプラスチック成形品の多品種にわたり活用されており、弾力性のあるシリコンパッドを使用するため、曲面や凹凸のあるものにも印刷できることが大きな特徴です。 また細かい文字や図柄なども鮮明に印刷することが可能です。インクの乾燥も早いため、多色印刷も可能です。身近なものでは、腕時計の文字盤、ペットボトルのキャップ、プラスチック成型品などに使用されています。
ボールペンは
メッセージを伝える
小さなキャンバス。
だから、もっとワイドに。
高品質な印刷を。
50年以上にわたってボールペン印刷を手がけてきた私たち。
お客様の要望に応えるだけでなく、さらにワイドで高品質な印刷を求め、従来のボールペン印刷の概念を超える、新しい印刷技術を確立しました。
それがワイドパッド印刷®です。
私たちの曲面印刷の全ての原点であり、軸となる印刷技術です。
幅広い表現を可能にする
ワイドパッド印刷®
従来のパッド印刷でのボールペンへの印刷範囲は7mm(80度)程度。 ワイドパッド印刷では12mm(130度)まで印刷することが可能です。 さらに改良を加えた独自の6色印刷機の導入で印刷範囲を広げることに成功しました。(※) これに表現の幅が広がり、ノベルティとしての広告訴求力アップも期待できます。
※但しデータに制約があります
※ボールペンの直径により角度は変わります
小さな文字や写真も美しく表現。
単色から特色・フルカラーまで。
ワイドパッド印刷の特徴は、印刷範囲の広さだけではありません。
金属版を使った精度の高い自社製版技術と、最適なシリコンパッドを自社生産することにより、インクジェット印刷では表現できない細かい文字や写真も高精細に印刷することが可能です。
単色印刷はもちろん、特色を使用した多色印刷、写真などをグラビア印刷並みに美しく表現するフルカラー印刷まで、確かな技術と高い品質でお客様のご要望にお応えします。
ボールペンへのフルカラー印刷における比較
ワイドパッド印刷は印刷範囲の広さと細い文字が印刷できることが特徴です。
インクジェット印刷の良いところは、手軽に安く印刷できること。
それぞれ用途に合わせて使い分けられています。
使用例)
イベントで大量に配布するノベルティをできるだけ安価に印刷したい!
→ インクジェット印刷が向いています
こだわりのイラストや文字を小ロットでも大きく鮮明に印刷したい!
→ ワイドパッド印刷が向いています
当社では地域貢献のための取り組みとして、
地元小中学校美術部の子供たちの作品を印刷し、
自治会運動会の参加記念として寄付しています。
自分の書いた絵がボールペンに印刷され、新しいものに生まれ変わる。
そんな体験を通じて、子供たちにものづくりの楽しさを伝えたいと考えています。